建設業経理士(1級財表)続き
kazueさんのレッスンは、建設業経理士1級財表の過去問です。今日は第25回と26回を一緒に解いていきました(^o^)/
このあたりから、問5の精算表で「今までは工事完成基準だったのを、今期から工事進行基準に変える」みたいなハナシになってきます。文中に「進行基準だったらいくら足したらいいのか?」が書いてあるので、そのぶん売上(完成工事高)をプラスしないといけません。
このときの仕訳、商業簿記っぽく言うと ”(借方)売掛金/(貸方)売上”ってカンジです。これが建設業だと ”(借方)完成工事未収入金/(貸方)完成工事高”です。但し、必ずしも借方が売掛金になるか?というとそうでもなく、建設業の場合はフツー「工事の進み具合によって、ちょっとずつお金をもらう契約」をしているから、「工事の進み具合」よりも「お金もらってる額」のほうが多いときもよくあります。そんなときはお金が「前受状態」になってるから ”(借方)前受金/(貸方)売上”という仕訳になるはずです。建設業風に仕訳すると、「前受金」は「未成工事受入金」です。←(工事が未だなのに受け入れてるお金!)
あと、必ず出てくる「完成工事補償引当金」ですが、これってフツーに「完成工事高×設定率」ではなくて、工事進行基準で計上してる分には引当金を設定しない!ことに注意します。「完成工事補償・・・」ってば、あくまで「完成して引渡しした分のアフターサービス」に備えてるので、進行基準で上げてる売上は”引渡してない”はずです。だから、設定の計算からは外さないとアカンのです(^o^)/
同じく「貸倒引当金の設定」も、これは「お金もらえる相手に夜逃げされたら困る」ことに備えてる引当金なので、「お金もらえて当然」の状態になってないと意味ないのです。進行基準で上げてる売上は”自分の都合(工事の進み具合)で売上にしてるだけ”なので、「お金もらえて当然」という状態ではないのです。なので、もとからあった売掛金(完成工事未収入金)と受取手形だけに設定率を掛け算してるのですm(_ _)m
あと、26回の問4みたいに「工事完成基準のとき」と「工事進行基準のとき」の売上高(完成工事高)とか工事利益とかを計算する問題。こういうのは、進行基準のときでも「ザコの工事」は完成基準!です。問題によって、どういう条件の工事を進行基準で計算するか?が書いてあるはず。大ざっぱに言うと「長くかかる工事で、お金が大きいやつ」だけです。それを区別してから計算を始めないとややこしくなってきます(T_T) 「ザコの工事」で完成基準のまま計算するときには「引渡日」が今期になってるやつをチェック!進行基準の場合は「今年どれだけ進んだか?」だけを計算しないといけません。前期とか前々期から着工してたら「過去にも売上を上げてる」し、もし今期で引渡が終わったのなら「残りの金額はすべて今期」です(^o^)/
社債の買入償還も、過去問なので「昔のやり方」でやってますが、どちらにしても「償還日現在、正味の金額はいくらか?」を計算して、まずは償還益なのか損なのか?を出してしまいます。コツは「初めから”償還するやつ”しか発行してないと考えてスタートの金額とゴールの金額を出す」ってカンジです。例えば10,000円を@97で発行してたら、スタートは9,700でゴールは10,000のはず。5年満期なら差額の300÷5年=1年あたり60です。今、スタートから何ヶ月経ってるのか?で今の正味金額が出せるはずです。
また、続きがんばりましょう♪

