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2008年11月15日 (土)

全部P/Lと直接P/L(日商2級)

確か?自称構造屋さんがやってる、斎藤勝太郎先生の日商2級模擬問題集だったと思います。「全部P/Lと直接P/L」を何年か分作らないといけない問題の「よくある質問(-_-)?」を公開(?)しておきますm(_ _)m 

この手の問題だったら、問題文に「生産量がいくらで?販売量がいくらで?」みたいなハナシとか、「1つ作るのに?材料と加工費がそれぞれいくらかかる」とかが書いてあると思うし、解答用紙には”全部P/L”のところにだけ「原価差異」っていうのがあったり(T_T) そんなカンジだと思います。

自称構造屋さんに聞かれた問題では、

  • 1個作るのに@8000円(うち加工費が@4500円)
  • 2000単位がフツーで、2期目は2400単位作ったから「原価差異」が出る

っていう設定だったと思います。←(問題持ってないので)m(_ _)m そもそも?何で

「全部原価計算」にしか”原価差異”は出ない(-_-)?

っていうところですが、とっても”基本的重要事項”として?

  • 全部P/Lだったら・・・変動・固定の区別はしない
  • 直接P/Lだったら・・・変動だけが「計算ネタ」で、固定費は「計算ナシで全額P/L」

ってことです。モノを作るための「製造原価」は、よく考えると「変動製造原価」と「固定製造原価」の2つから出来ています。その2つについて

  • 2つとも、変動も固定も「全部」を計算対象にする・・・全部原価計算
  • 2つのうち、変動のみ計算対象とする・・・直接原価計算(別名”一部原価計算”です)

の違いがあり、フツーの「変動費」とか「固定費」の意味と逆になるかもですが

  • 変動製造原価・・・1個当たりの原価。いくつ作っても単価は同じ
  • 固定製造原価・・・月間とか年間とかで金額が固定なので、たくさん作ったら”1個当たり”はドンドン安くなる!

ってことを理解しないといけません。直接P/Lだったら?もともと「変動」しか考えてないので、その期の生産量がいくつであろうと「1個あたりの単価」は同じ。なので、

1個当たりの変動製造原価×販売量=(変動)売上原価

になります。ところが全部P/Lの場合は「固定製造原価」も含めないといけないから、「フツーは2000単位なのに、今年は2400単位作った」←このハナシに”追加料金がかからない!”ってことが原因で「原価差異」が出るってことです。問題文に与えられてた「1個当たりの製造原価@8000円」←(これは変動と固定がコミコミです)をそのまま使って”仮計算”した製造原価と、「ホントはたくさん作ったから安く作れたはず」っていうことの差異を計算しないとアカンようになります。

500万円の固定費で、①2000単位作ったら→@2500円で、②2400単位作ったら→約@2083.3円ってことです。同じ500万なら?たくさん作ったほうが安くなるのは当然です。計算に誤差が出ますが、①と②の差で「今年は2400単位も作った」から、100万円が浮いた(^o^)♪ってハナシです。ちょっと難しいですが、「1個@8000円かかる」と思ってる人(?)は、「2000単位がフツー」と思ってるし、じゃあ?その調子で2400単位を作ったら?そのときの固定製造原価は

@4500円×2400単位=1080万円

って考えてしまう(-_-)?ってこと。でも、実際には980万円しかかからない(固定なので)→思ってるよりも100万円安い(^o^)♪ってのが「原価差異」の意味です。

ちなみに、2400単位でなはくて「販売したのは1900単位じゃないの(-_-)?」と思った人は、①差異が発生するのは作ってるとき②それを全額「当期の売上原価に賦課する」と指示があった・・・ってことです。「売上原価」には必ず”売れた分”しか計上出来ませんが、そこに追加する「原価差異」はフツーは”発生した額すべて”になります。「製品」なら在庫として資産扱い出来ますが、「原価差異」はあくまで費用なので、売れなかった分は”在庫”と考えるにはちょっと無理があります。

難しい問題が出たときには、とにかく「無理に考えない」ことです。そういうのは”家に帰ってからゆっくり考える”ってことにして、試験当日は”人を待たせてる”と思って?見てる人が退屈しないような解き方(?)←(わかるところだけドンドン解く)ように心がけてください。

”朗報”お待ちしています(^o^)/

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