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2010年8月21日 (土)

工事進行基準と完成工事補償引当金の関係(-_-)

今日、kazueさんに聞かれた質問です(^o^)建設業経理士1級財務諸表の第5問に出てくる精算表のハナシです。完成工事高に、工事進行基準で計上したものがある場合、それにも完成工事補償引当金を計上するのか(-_-)?という疑問です。

確かに(^_^;)今までの過去問の模範解答とかを見てると?設定してたり(^o^)設定してなかったり(^o^)・・・っていうふうに見えます。今までの考え方だと?

「完成工事補償引当金は、完成してお客さんに引き渡した工事についてのアフターサービスなので→まだ引き渡してない”進行基準の売上”には計上しない」

っていうのがフツーでした。古い過去問だったら、もし出題されていたとしても?模範解答もそうなってる(進行基準の分には設定してない)と思います。

会計法規集の新しいヤツを持ってる人は、「工事契約に関する会計基準」というのが載ってると思います。中央経済社の新版ならP264~です。これが施行される「前」と「後」では事情が違ってくることに注意が必要です(^o^)

  • 旧・・・工事進行基準と工事完成基準は「選べるモノ」だった。進行基準で計上してる分と、完成基準で計上してる分は明確な区別が必要だった。(進行基準はあくまで”自分の都合”で計上してるから、お客さんに対して”完成した部分”の代金を請求出来るものではないから。)←法的債権ではない
  • 新・・・要件を満たせば”工事進行基準”が原則!その”要件”を満たしてるかどうか?を吟味する時点でさんざん考えてるので→計上するとなれば、完成基準の分も進行基準の分も同じように扱う。←法的債権ではないけれど、会計的には債権と考える

大ざっぱに言うと、こんな解釈になります(^o^)この「新法」は、2009年4月から施行されてます。なので、建設業経理士の過去問で言うと?

  • 第4回(2008年9月実施)・・・まだ旧法
  • 第5回(2009年3月実施)・・・まだ旧法
  • (と、ここまでが旧法なので、進行基準の分には引当金設定はしない)
  • 第6回(2009年9月実施)・・・新法適用
  • 第7回(2010年3月実施)・・・新法適用

新法適用分は、完成基準も進行基準も区別なしに完成工事補償引当金を設定することになります(*^_^*)但し、第6回のときは新法が適用になったばっかりの時期だったので”配慮”があったんだと思います。問題文の中にハッキリと「進行基準の分には設定しない」って書いてあったと思います。こういうのは問題の指示に従わないといけません。第7回以降は当たり前のように?進行基準の分も設定することになるはずです。

進行基準で完成工事高を計上するときは、フツーの科目で言うところの

(借方)売掛金/(貸方)売上

の仕訳がされるわけです。(借方)完成工事未収入金/(貸方)完成工事高・・・のことです。当然、”前受金”があったのなら?→その分は相殺されるから売掛金は差額のみです。この売掛金に、「貸倒引当金を設定するかどうか?」も考えないといけません。旧法では進行基準の売掛金は→完成基準のものと区別して→法的債権じゃないから設定しない!のがフツーでした。これも新法では「どの売掛金も区別なし」に貸倒引当金を設定します。法規集の解釈によると、「売掛金にする時点でさんざん考えてるから」ってことです(笑)。

どんな試験でも、「文中にある指示」が最優先です(*^_^*)けど、以上のことをアタマに入れて過去問を読んでみたら?モヤモヤは消えるんじゃないかと思いますがいかがでしょうか(^o^)??

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